2001年総括

1.いよいよ2001年も終了する。21世紀最初の年として 2000年と共に大騒ぎしていたと思うのだが 早いものでもう1年も経ってしまった。時間の流れは速いものだ。 年齢を重ねると1年が早くなるとよく言うが、本当に実感できる所が怖い。 まあ、余談はこの辺にして、2001年のネットビジネスを振り返ってみたい。 2001年はとにかくネットビジネスに関して最悪の年だったと言えるだろう。 ネットバブルが崩壊後、アメリカの景気も減速し ご存知のように日本の株価も落ちるところまで落ちたといえるような 状況になっている。 その中で特に不振を極めたのがネット広告だろう。 IILもネット広告でビジネスが成り立っているのだが 今年後半になるにつれ、目を多いなりたくなるような状況が続いている。 残念ながら暫くは回復も見込めないだろう。

2.当然この動きはIILだけではなく、多くの企業がそのために 倒産したり、買収されたりしている。 特にクリック保証の広告会社がクリック保証から撤退するという 本業を捨てて事業を継続するという、ウルトラCも少なくない。 このような状況の中、来年度以降の動きとしては、音声や動画の 広告が増えると見られている。 最近TV東京がTVとインターネットを連動させた広告を展開している。 まだテスト段階だが、いい感じの結果が出ているようだ。 この流れが本格化すると、IILとしてもTVとの連動も視野にいれた 展開も可能になると思う。


3.またもう1点忘れたはならない大きな波が2001年にやってきた。 それはADSLの普及だ。 ご存知の通りブロードバンド元年と言われ、当初はADSLは FTTHへのつなぎ技術と言われていたのだが、ここに来て 8Mのサービスが本格普及し始め、暫くはADSLの天下が 続きそうな勢いがある。 もちろん最近のインターネットの環境の変化を見る限り 今日の嘘は明日の真実にもなりえる時代だから 来年中にFTTHに移行なってのも、ありえない話ではないだろう。 これから数年間はインフラの話題で楽しめそうだ。

4.2001年を振り返って見ると、気づくことがある。 それは2001年は土台を作る年だったのではという事だ。 つまりこれだけ厳しい環境になると、半端な企業は生き残れない。 と、言うことはきちんとしたコンセプトを考える企業だけが 生き残れるという事だ。 そして高速インフラの普及も今年が元年だ。 この2つの土台を2001年に構築し2002年から 一気に攻勢をかけるのではないだろうか? IIL的希望的観測ではあるのだが、そう信じてがんばりたい。 経済の低迷と株価の低迷。これを脱却するのには あと2年〜3年はかかると言われている。 しかしその常識を崩せる力をインターネットは持っていると思うし その常識を崩す土台はそろいつつあると思う。 2001年、厳しい冬を乗り越えてきた。 2002年は暖かい春がやってくることを信じて 今年最後のコラムを締めさせて頂きたいと思う。 1年間どうもありがとうございました。 来年は更に面白いお話が出来るように、情報収集に励みたいと思います。 よいお年を。

今回の説明を読まれて万が一損害等発生しても、一切当方は関知しません。



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