コミュニケーション

1.今回はコミュニケーションに関してお話したいと思う。コミュニケーション当然だがB2C等、コンシュマー相手でビジネスを行うなら必須の考慮事項だ。しかしこのコミュニケーションかなり難しい。と、言うより今まではあまり考慮しなくてもビジネスが成り立っていた部分がある。特にシステム開発。SIベンダーとしてはかなり苦手な分野ではないかと思う。何故?苦手なのか。それは今までの開発経緯から推察することが出来る。
1点目。社内システムの開発が主だった。会社で働いている人は良く自分の周りのシステムに目をやってもらいたい。そうしたら使い難いシステムが非常に多くないだろうか?そう、一般的に社員の使い勝手を考慮してシステムが開発されることはまれだ。SIベンダーとシステム部。この両者が技術論を戦わせて開発。もしくはSIベンダーの言いなりで開発。これが良くも悪くも一般的な開発だと言っても間違いではないだろう。

2.悪い言い方をすれば、社員である以上多少使い勝手が悪くても、無理にでも慣れてくれていたのだ。つまりユーザビリティを考える必要が無かったというわけで。しかし、これがコンシュマー相手となるとその手法は通用しない。つまり使い難ければすぐに使わなくなるのだ。つまり如何に使いやすくするかが、ポイントとなる。ここで問題となるのがコミュニケーション能力だ。このコミュニケーション能力だが、今回は一般的なコミュニケーション能力とは多少違った観点でのお話になることをご了承願いたい。
今までユーザビリティを考えて開発をしたことが無いのに、急にコミュニケーションを考えて開発をやれといわれても、簡単には出来ないだろう。もちろん努力はするだろう。しかし悲しいことにノウハウが無いのだ。どうやってコミュニケーションをとったら、喜ばれるシステムが開発できるか。


3.簡単そうだがかなり難しい。ユーザがどう考えて、どう行動するかしっかりと見極める必要もあるし、更にそれをどうシステムに生かすかが大事だと思う。最近はウエッブページを製作する時に複数の会社で分業することがある。特にデザイン部分は専門家に任せることが多い。で、それに加えてベンダーがシステム部分を開発するのだ。まあ通常はこのような流れが多いのではないだろうか。もちろん全てを自社でそろえることもあるが、プログラムを書く人間とデザインをする人間は別だと思う。しかしここでコミュニケーションの観点からすると大事な部分が抜けていることになる。そう、デザイナーはデザインを考える。ベンダーはシステムを考える。その2つとユーザをつなげる部分。コミュニケーション部分を考える立場の開発者が居ないのだ。最近はプロデューサと言う立場でコミュニケーション部分を考える人間が入った上で開発を進めることも多くはなっているが、それはまだまだ少ないだろう。

4.そのコミュニケーション部分(インターフェースも一部と考えていいと思う)をどれだけ考えられるか、いや考えたシステムになるかがビジネス成功への大きな鍵になるのではと思う。今まではシステムさえ素晴らしいのを作れば、あとは勝手に使ってくれる、もしくは慣れてくれるとの考えが通っていたが、コンシュマー相手になった瞬間にその手法は使えないと認識することが重要だと思う。ユーザとどれだけコミュニケーションを取れるかが鍵になるだろう。
今回はちょっと違った観点のコミュニケーションでお話をしたが如何だろうか?通常だと双方向性やP2Pなどの技術などを中心にお話をさせて頂くのが常道だとは思うが、たまには違った観点でお話をさせて頂くのもと思い、このようなお話をさせて頂いた。
最後になるが全てのSIベンダーがコミュニケーション能力がないと言っているわけではない。その辺は誤解なきようお願いできればと思う。

今回の説明を読まれて万が一損害等発生しても、一切当方は関知しません。



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