プロと消費者

1.今回は個人的に最近気になっている話題をお届けしたいと思う。おれはプロフェッショナルとユーザのギャップの話だ。当然提供者はプロと言う事になる。もちろん最近はプロではなくても提供者になれるが、あくまでもビジネスと言う観点から言えばプロが提供者になることが一般的だろう。そこで起こるギャップの話をしたいと思う。
ギャップだが一体どんなことだろうか?実際に起こった問題を元に話をしたいと思う。現在弊社のマーケティングシステムを利用して数多くのマーケティングを行っている。そこである女性向けサイトのアンケート分析で起こったギャップのお話だ。
その女性向けサイトでは数多くのコンテンツを提供している。当然提供する側はターゲットなる年齢や一押しのコンテンツが存在した。

2.そこで、アクセスログだけでは分析不可能な事象が起こったのだ。まずアクセスログから分析すると、一押しのコンテンツのアクセスは予想通りに一番人気だったのだ。内容的にも充実している上に、サイト上でも目立つところに配置され、人気を博していた。またアクセスする年齢に関しても以前アンケートを行ったことがあり、その企業が考えるターゲット(21歳〜34歳俗に言うF1層近辺だ)の回答が非常に多かった。アクセログとアンケートによりそのサイト運営は完璧に見えた。しかし、そこに落とし穴があったのだ。アクセスログは当たり前だが属性の分析をする事は会員制サイトで無い限り無理なことだ(ログインも必須)。単純に全体的に人気があるコンテンツの把握程度は可能だ。で、アンケートの方。こちらもターゲティングはされていない。年齢の質問は行っているので、どの年齢層のアクセスが多いかは理解できていた。


3.普通に考えるとアクセスログからとアンケートから推測するに一番に人気のコンテンツに、ターゲットの年齢層が反応していると編集部は考えていた。しかし、ここに大きな落とし穴があったのだ。つまりターゲティングをしたアンケートをした訳ではなっかたのだ。結論から言うとその一番に人気のコンテンツは別の年齢層(この場合は40歳以上)に大変人気が有り、ターゲットとする年齢層では逆に低評価だったのだ。これは全体のアンケートとターゲティングしたアンケート両方を同時にやらなければ分析できない現象だった。通常であれば両方を行うことはあまりない。いや、アンケートをやったとしても、分析する事は手間と費用から考えて現実的ではないのだ。そこに落とし穴があったのだ。ただ、この場合は年齢層が違ったとはいえ人気があることには変わりない。上手く利用する事によりターゲット以外のユーザを掴むことが可能になり、別のビジネスも可能性が出てくると言う訳だ。これは現状を把握したからこそ出来る判断だ。

4.今回の例はまだいい方だ。つまりターゲットが違っても人気はあった。しかしプロとユーザのギャップの現実はもっとシビアだ。プロは良くも悪くもその分野に関して深い知識を持っている。ユーザは?そう、深い知識など持ち合わせていない。そうすると評価する観点が当たり前だが変わってくるのだ。良くプロに評価される事を良しとする開発者を見かけないだろうか?もちろんプロに評価されることも一つの判断基準ではある。しかしここで勘違いしないで欲しい、プロはお客さんではないのだ。誰が最大にお客なのかを認識する必要がある。そのお客さんに人気が出るコンテンツを作るのが最大の目的だということを考える必要がある。これがプロとユーザのギャップだ。そのギャップを克服しつつ、先の例にもあるように今度はターゲットとするユーザに喜んでもらえるコンテンツを作ること。これが重要だと思う。今回本音君のお話も絡ませたが、それはあくまでも例ということを理解して欲しい。つまりプロとユーザの間で大きなギャップがあること。それを理解して頂けると幸いだ。(もちろん本音君を利用するとより安価で簡単に分析できるが・・・)

今回の説明を読まれて万が一損害等発生しても、一切当方は関知しません。



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