今週のトレンド分析

1.今回は今週のトレンド分析をして見たいと思う。今週はあまりパッとしたネタがなかったが、インプレス社よりインターネット白書が発表されたので、その辺の数字に関してお話してみたいと思う。
”日本のイ ンターネット人口は2003年2月時点で5,645万3,000人となり、家庭からのブロードバ ンド利用者は1,596万2,000人であるとした。”
日本のインターネット人口が予想通りに増加しているのは嬉しいことなのだが、人数でアメリカや中国に続いて3位と言う数字は全くナンセンスで意味がないと筆者は考える。絶対的な数字で比べれば当然人口が多い国が最終的には上位に行くに決まっている訳で、数よりも率を見ていくことをお勧めしたい。その上でブロードバンドの比率や普及率などはもはや世界一と言って過言ではないだろう。以前2年ほど前だと思うが、間違いなく日本は世界一のブロードバンド大国になると言った記憶がある。

2.予想通りと言うより予想より遥かに早くブロードバンド化が普及したと言っていいだろう。この状況はこれからはADSLから光りへの移行に移って行くのあろうが(もちろんADSLの普及も続くことは間違いない)、そうなると他の国では絶対追いつくことの出来ないインフラ大国になるだろう。ちなみに今回の報告によりと日本は1Mbps以上のブロードバンド普及者が1600万人、アメリカは200kbps以上のブロードバンド普及者が1600万だそうだ。この数字を見ただけで圧倒的な差が読み取れることだろう。(すでに日本では200kbpsをブロードバンドと呼ぶ人は少ないだろう)韓国やシンガポールなどのブロードバンド先進国と言われている国と比べても、すでに圧倒的な差が開いていると言っていいだろう。この辺はスピードの面や家庭への普及率など大多数の項目で差が開いているといえるだろう。


3.確かにインフラでは日本は世界一になったと言っていいだろう。これからは更にその差を開いていくことだろう。しかし重要なのはインフラではない。その上で流れるコンテンツだ。もちろん今まではインフラが先かコンテンツが先かの話をしていたと思う(鶏が先か卵が先かの話と同じだ)。しかしこの議論ももう必要なくなったと言っていいだろう。つまりインフラが先に完備され始めたのだ。では残るは何か?それはコンテンツだ。二つあったハードルの一つがクリアされた訳だ。これだけ素晴らしいインフラが張り巡らされた。どう有効活用するかこれがこれからの最大の懸案事項だろう。これは提供者側だけの問題ではないと思う。ブロードバンドをどう利用したいか、どう利用できるのかユーザ側も考えていく必要があると思う。(もちろんユーザが必要と思うコンテンツを提供するのがビジネスなのだが)

4.ブロードバンド環境がこれだけ普及して果たしてそれを生かしたコンテンツは今までに一つでも出てきただろうか?少なくとも一般ユーザを巻き込む形のブレークコンテンツは出てきていないと思う。まあ、アダルトコンテンツがそれに当たると言えば、それは間違いではないと思うが・・・
そのブレークコンテンツになり得ると考えられているコンテンツはやはり現状では映像・音声、オンラインゲームなど既存のコンテンツの延長でしかない。もちろんこの辺が本命になるとは思うのだが、せっかくここまで素晴らしいブロードバンド環境が普及したのだから、あっと驚くコンテンツが出現してもいいと思うのだが、如何だろうか?もちろん筆者もその”あっと驚く”コンテンツを考えているのだが、現実はそうは甘くないみたいだ。幾つか候補になり得るコンテンツも見えそうなのだが、さてどうなることか。今後形になってきた段階でお話が出来ればと思う。

今回の説明を読まれて万が一損害等発生しても、一切当方は関知しません。



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