7月度トレンド分析

1.今週は7月度のトレンド分析を行いたいと思う。まずは最初のネタはこれから
”。日本のインターネット人口は2003年2月時点で5,645万3,000人となり、家庭からのブロードバンド利用者は1,596万2,000人である。”以前より何度もブロードバンドのお話をさせて頂いているが、ここ1年で大きく状況は変化したと言って良いだろう。しかし一昨年では考えられない数字である事は間違いない。家庭からのブロードバンド利用者が約1600万人と言うのはとんでもない数字である。意外と筆者もそうなのだが、あまり現実感としてそれがないのが問題なのかも知れない。これだけ伸びているにも関わらず実感として感じていないために、その部分を利用したビジネスにどうも躊躇してしまうきらいがある。

2.しかし現実としてこれだけのブロードバンドユーザがいることは紛れもない事実だ。この現状を踏まえたビジネスは必ず眠っているはずだ。これだけ当たり前にADSLやFTTHなどが一般家庭を含め企業まで浸透したら、当然その上で活用されているコンテンツがあるはずだ。しかしどうだろう?読者の方々の身の回りでブロードバンド(今回は高速回線とする)を活用したコンテンツで成功を収めている企業をご存知だろうか?所謂アダルト系以外でブロードバンドコンテンツで成功しているコンテンツは筆者は残念ながら知らない。もしかすると筆者が疎いだけなのかも知れないが、誰もが知っている成功コンテンツビジネスは今のところは出現していないと言って良いだろう。


3.当然そのような状況であるので、そこの分野にはビジネスチャンスが転がっているわけで、筆者も含めて読者の方々や企業なども当然その分野の覇者を目指していることだろう。しかし残念なことにブロードバンドコンテンツと言いつつ、今までの概念を覆したようなコンテンツはまだ見かけたことはない。もちろん成功はしなくてもこれは新しい概念のコンテンツと考えられるコンテンツもなかなか出現してこない。これは一体どういうことだろう?結局のところ、新しいコンテンツは存在しないのか?それともまだ誰もが気付いていないのか?それとも水面下では動いているのか?この辺は数年もすれば答えは出てくるだろう。その辺は楽しみにしたい。1点補足すると高速回線と言った概念では当たらしい成功しているコンテンツはあまり見かけないが、常時接続と言う概念で言えば、大きくブレークしたビジネスがある。それはIP電話だ。まあ、これをコンテンツと呼んで良いかは微妙なところだが、このようなキラーコンテンツが高速回線を利用した形のコンテンツで出てくる事をユーザとしては望んでいる。

4.7月のトレンド分析と言うよりブロードバンドの話になってしまって申し訳ないが、もう一つだけ関連の話題を。”米国で200kbps以上のインターネット利用者数が1,600万人程度であるのに対し、日本では1Mbps以上の利用者数が1,600万人程度である。”この数字は以前より何度もお話をさせて頂いている、日本が世界最高水準のブロードバンドインフラ国になったと言うことを証明するものだが、アメリカではなく他のブロードバンド先進国と言われている国と比べても圧倒的に進んでいると言っていいだろう。その上で世界を引っ張っていくブロードバンドコンテンツが一番作り安い国がどこかを考えると、日本だけではなく世界を引っ張っていくブロードバンドコンテンツを日本発信で提供できるのではと考えているのだが・・・
インターネット後進国とずっと卑下してきた状況から、これからはインターネット先進国の自負を持って進んで行くべきだと筆者は考えるが如何だろうか?

今回の説明を読まれて万が一損害等発生しても、一切当方は関知しません。



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